リリスの象意
【特徴】
リリスとは性的な欲望や魅力をはじめとした人間の潜在意識に働きかけを司ります。
「小惑星リリス」「ダークムーンリリス」「月の遠地点リリス」の種類があり、月の遠地点リリスには「トゥルーブラックムーンリリス」「ミーンブラックムーンリリス」があります。
■小惑星リリス
小惑星リリスとは、20世紀初めに活躍したフランス人の音楽家「リリ・ブーランジェ」にちなんで名づけられたといわれています。
2才から音楽の才能を発揮、作曲家だけではなく語学の才能もあり、多くの人に影響を与えました。
しかし、24才の若さで亡くなったことから、若い女性や少女時代の女性性の象徴とされています。
火星と木星の間にある小惑星帯で、小惑星リリスの場所がその人の運命や性格に影響を与えてるといわれています。
■ダークムーンリリス
ダークムーンリリスは人間の破壊的衝動や理性の崩壊を示しているとされ、トラウマのような体験や記録を示すとも言われています。
地球と月の遠地点の間にあり、雲に似た赤いダストようなものともいわれています。実際に何か存在するわけでないため、数学の記号で空集合を意味する記号を使用しています。
■月の遠地点リリス
創造性の聖なるエネルギーを示しているとされ、カリスマ性や前世について表しているとされています。ブラックムーンリリスの記号は十字架の上に黒い三日月を描きます。十字架が大地のエネルギーとのつながりを示していることから、大地のエネルギーを使う女性を意味するとされています。
月は不規則な軌道を描きます。ある瞬間、見込んだ月の位置の遠地点を「トゥルーブラックムーンリリス」。平均的な月の位置の遠地点を「ミーンブラックムーンリリス」といわれています。
【公転周期】
約4.3年
【ポイント】
・秘められた欲求
・欠損している部分
・本質の自己
・本能をくすぐる魅力
・衝動的、暴力的、破壊的な欲求
・受けやすい虐待
・性的な魅力
【象意】
執着
因縁
セクシャリティ
カリスマ性
霊
あの世
宿命的な病気
中毒
徹底的な変化
欠損
創造性
聖なるエネルギー
女性性
若い女性
破壊的衝動
理性の崩壊
トラウマ
大地のエネルギーを使う女性